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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

精神論でビジネスができるか!という人はまだまだぬるいが、しかし・・・(#160)

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精神論でビジネスができるのではなく、ビジネスが厳しいからこそ精神論が必要なのだ。

●解説

私は最近、具体的なテクニックについては、自分でも使うものを極端にしぼっています。ツールもシンプルです。

なので、テクニックやツールについて教えることはあまりありません。

それでも、研修講師などをやっています。そうなると、受講生の多くは、私の言うことは精神論だと感じるのではないでしょうか?

実際、私は精神論を語っています。

「誰に」「何を」「なぜ」の自分軸のうち、一番大切なのは「なぜ」だと教えています。

会社のあらゆるコンテンツの中で、もっとも重要なのは経営理念だと言っています。

仕事においてもっとも重要なことは、楽しんでやることだと断言しています。

もちろん、精神論だけで仕事ができるわけはありません。

しかしながら、どんなテクニックもツールも根底の精神がしっかりしていないと、何の役にも立たないのです。

たとえば、××を学んだ私が○○をお教えします、という宣伝文句の人がよくいます。こういう人は、あまり役に立つことはありません(単に宣伝のイロハを知らないだけかもしれませんが)。

もうちょっと具体的に言うと、「NLPを学んだ私が、人間心理を利用した営業術をお伝えします」なんていうのは、まず行かないほうがいい。

「お客様が喜んで買ってくれて、買った後もあなたに感謝する営業法をお話しします」なら、脈がある。話を聞いて感心したので、「どういう勉強をされたのですか?」と聞いたら、「最初にNLPを勉強して、自分なりに試行錯誤したら、今日お話したやり方が見えてきました」というような人なら信頼できます。

違いは、はっきりしています。

前者は、自分がどれだけ偉いのかというところに重点を置いていますが、後者は、誰のためにどんなことで役立ちたいかを先に考えています。後者のほうが、精神的に練れているということです。

もう一つ、精神論が重要な理由があります。

それは、ビジネスの環境がこの10年ぐらいで、ますます厳しくなっているということ。

以前『7つの習慣』の記事でも書きました。

私が仕事が辛くて神経症になったときに私の部下がカバーしてくれました。その後、私は退職しましたが、彼は今でも会社に残って、たぶん当時の最年少の部長になりました。

私は、二人の差は、彼が『7つの習慣』をきちっと読み込んでいたのに、私は歯牙にもかけなかったことにあると思っています。

辛い環境を生き抜くには、やはり精神的にしっかりしていないとダメなのです。

まとめると、精神論だけではたしかにビジネスはできません。しかし、精神論はあらゆるビジネスのベースであり、ベースがなければすぐに崩壊してしまいます。

「精神論でビジネスができるか!」という人は、まだまだ大変な目にあったことがないのでしょう。早いうちに苦労をすべきです。そうしないと、一気に精算しないといけないときがきます。

●裏解説

とはいえ、「精神論でビジネスができるか!」と反発する人は、まだまだ救いがあります。

そこまで言うからには、スキルやテクニックについて勉強しているだろうから、「改心」すればモノになる可能性が高い。

私自身、そう思って勉強してきたことに、いまどれだけ助けられているか。

問題は、精神論だけでいけてしまうと思う人。こちらのほうが危険かもしれません。

肝心なのはバランス。あるいは何が土台で何が構築物かを見分けることです。

10月9日~11日は、ヨメの実家の法事に出るためお休みします。コジローを連れて、車で愛媛まで参ります。 

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