沖縄に感じる地域のプライド、出身地にプライドありますか?
今年、何回行ったのか分からない沖縄ですが、2024年残すところ少しでも、まだ沖縄に行く予定が決まっています。
沖縄県といえば、ケンミンショーでも、本土との違いを取り上げることが多いのですが、僕自身が直接触れ合うことで、改めて感じるのは、しっかりした「プライド」を持っている地域性、ということです。
沖縄は、今の季節にも台風など天候に悩まされることが多く、また地域性もいろいろと違うところがあるのですが、一方で、沖縄という地域、文化、風土に、しっかりとしたプライド、誇りというものを持っている人が多いことに、沖縄に赴くことで感じることが多いです。
言葉もそうですね。もともとは琉球王朝というものがあり、そこで培われた言葉ですから、漢字がないものが多い。あっても、「城」のように、「ジョウ」「シロ」以外に「グスク」と呼ぶこともあり、本土の人が来ると、読み方に悩まされることも多いわけです。
僕自身、大阪生まれ、大阪育ちではありますが、大学でシンガポールに行ったことで、今の僕自身の考え方、生き方を形成したのは、シンガポールだと考えています。大阪では知らなかったレディ・ファーストはもちろん、華僑の考え方、生き方を学びました。
また、今となっては、人生の半分以上を過ごしている東京。東京には、よく耳にする何々県人会というものがありますが、大阪府民会というものは、なさそう(大阪府サイト参照)です。
まあ、大阪人って、そこまで執着しないということでしょうか。僕自身も、大阪にプライドがないわけではないですが、じゃあ、そこまでしっかりと大阪出身ということを表に出したいか、というと、全然そんなことは考えないし、感じていません。
しかし、沖縄のみなさんは、沖縄という土地、文化を愛していることが、普段の言動にも現れていることが多いんです。
大阪で、大阪出身ではない人が大阪弁を話そうとすると、大阪では嫌われることが多いのですが、沖縄で僕たちが、少しでも沖縄の言葉を話そうとすると、喜んでくれることが多いんですよね。
僕たちが沖縄で歓迎していただけることに、改めて感謝したいですね。
「にふぇーでーびる」。