痩せたい、と言っている人が痩せない理由。なかやまきんに君に学ぶ
僕がたびたび書いているダイエットのお話。
先日の「日曜日の初耳学」になかやまきんに君が出演されていました。彼は、吉本興業を辞めて、伸びた方の一人ですね。
この番組の中で、ダイエットをしたい、痩せたい、という受講者に、本当に痩せるためのトレーニング、そして食事について話をされていました。それは、とても理論的で、彼ならではの説得力のあるもの。
まずは、小さな動きでいいから、トレーニングの基本をやる。一番大きな大腿筋を動かす、浅くていいのでスクワットを30回からスタート。ただし、毎日やる。
そして、食事は変えなくていい。ここがポイントです。
なかやまきんに君いわく「食事は、カラダのためと、心のために必要なもの」なので、一気にダイエットモードの食事にすると、結局長続きしない。過去にダイエットを断念した人ほど、無理をしないほうがいい。
これだけ聞くと「ウソだろ。そんなので痩せるのか?」と思ってしまいますよね。僕自身も、ダイエットを始めるまで、そう感じていました。だから、ダイエットのハードルが高い。
しかし、トレーニング経験のない人が、いざやってみると、浅いスクワットでも、30回もやると小さな筋肉痛を感じるものです。
なかやまきんに君は、そこからスタートして、余裕だと感じるようになれば、回数を増やす。鍛える箇所を増やす。
そして、そうやっていくうちに、「こんなに頑張ってるのに、ごはん食べ過ぎはもったいない」「遅い時間に食べるのは、トレーニングが無駄になる」と感じるようになる、と。
たしかに、僕もダイエットを始めた当初は(僕の場合は一気にハードモードだったので)、「ああ、ラーメン食べたい!」なんて思うものの、そこらへんのラーメン屋さんに入るのがもったいない、と感じていました。
なので、ラーメンを食べるのであれば、あのお店のあのラーメンを食べよう、と。そして、そこに行ける日までは、さほど美味しいと思っているわけではないラーメンはやめておこう、と感じたものです。
健康志向が強くなってきた昨今ですが、一方で「痩せたい」という気持ちだけ持っているけど、一歩進めない人も多いと聞きます。
最近はチョコザップのCMが多いですが、そういうところで、5分だけ、10分だけやってみる、というのもいいでしょうし、機械を必要としない、なかやまきんに君式のトレーニングも効果があると感じた番組でした。