組織の健全化は、ぶら下がり社員の排除から?
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10年ほど前に出版された「新・ぶら下がり社員」という本が衝撃的でした。その後、2020年に「「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?」という本も出版されており、まだぶら下がる人がいるんだな、という印象を受けました。
新刊JPにこんな記事がありました。
デキる社員は辞め「ぶら下がり社員」が増える 「病んだ組織」ができるまで
リモートワークもノー残業デーも従業員の不平不満を解消しない
たしかに、リモートワークで問題が解消されるのであれば、苦労しない、というところでしょう。それはそれで施策として考えてもいいでしょうが、本質は「足を引っ張る社員」と仕事をしたくない、と感じている社員に、どう応えることができるか、なのだと思うのです。
一方で、「俺はできる。お前はおかしい」なんて態度に出てしまうのも問題です。そんな姿勢で組織が活性化するはずがありませんよね。そんなことよりも、足を引っ張る人とどうやって距離を置くか。それを誰が判断し、いつ実行するか、なのだと思うのです。
人が定着しなくなり、人間関係が悪くなれば業績にも悪影響が出るのは必至。となると、まず目を向けるべきは「マイナス感情」である。
ギクシャクしない、健全な組織は、こういったところから生まれるんだろうと感じる今日この頃です。
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