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やりたい放題の「自賠責」保険料。 財務省が「国民の税金・6000億円」を踏み倒している

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自動車ユーザーとして由々しき問題が、World Jet Sports magazineに掲載されていました。

やりたい放題の「自賠責」保険料。 財務省が「国民の税金・6000億円」を踏み倒している。日本でクルマが売れなくなった理由は、世界でも類を見ないほど高額な税金だ!

国民が納得できない法案が、また可決された

今年6月9日、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)を変更する改正法が衆院本会議で賛成多数により可決された。
自賠責保険とは、交通事故が起きた場合に被害者を救済するための対人賠償金を確保するためにある制度。法律で、全ての自動車に加入が義務付けられている。
「交通事故の被害者支援を充実させるため」として、現在保険料の一部として、年間「16円」徴収されているが、これを最大「150円」値上げするという法案が通ったのだ。

これは、他にも東洋経済オンラインでも取り上げられています。

国の一般会計が自賠責保険から「借金」していた

鈴木俊一財務相に対して、11月11日の記者会見で、国の一般会計が自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)から事実上借りたまま未完済となっている件について質問が出た。

これは、一般会計が、自賠責保険を扱う自動車安全特別会計(旧自動車損害賠償責任再保険特別会計)から1994年度と1995年度に合わせて約1兆1200億円を繰り入れたが、これに対して2022年度末で5952億円(当初予算段階)がまだ繰り戻されていない状態となっていて、かつその完済の目途が立っていないことを指している。

これに対して、鈴木財務相は、「一般会計からの自動車安全特別会計への繰り戻しでありますが、今の財政事情を考えますと1回ですべてお返しするということが無理な状況であります。これは申し訳ないと思っております」と答えた。

他でもいろいろと記事になっています。

「返して」みんなが払った自賠責の運用益6000億円どうなる? 財務省の借金 迫る期限」(乗りものニュース)

財務省の借り入れは1994(平成6)年と1995(平成7)年の2年間で約1兆1200万円。いまだ約6000億円が返済されていません。この巨額な「貸借」は、一般会計を担当する財務省と自賠責保険の運用を担当する国土交通省の大臣が「覚書」を交わして、返済を引き延ばしてきました。5度目の覚書は2022年度が最終年なので、2022年度の予算案を確定する今年中に方針を決めなければなりません

我々から税金を厳しく取り立てている一方で、財務省は「借金を返済する」という当たり前のことを行なっていない、ということになります。そして、「財務省からお金が返ってこないので、自賠責保険を値上げするね」という、これまた矛盾極まりない決断をしている、ということになります。

このことについて「あかでみっくモーターガレッジ」のYouTubeに上がっていました。

「税金を厳しく取り立てている」と書きましたが、税金もそうですし、自動車ユーザーとしては自賠責保険も当然の義務です。しかし、その裏側で好き勝手にお金を使ったり、移動させたり、ということが行なわれてしまう事実を知ると、遣る方無い気持ちになってしまう今日この頃です。

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