そのひと言、必要ですか?言葉の引き算の世界
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TwitterやInstagramなどSNSで、匿名の安全な場所から、他人を批判したり、揶揄するなど、めんどくさい人が多いことは有名です。しかし、(原則として)Facebookのような記名式のツールでも、コメントで余計なひと言を書き込む人は少なくない気がしています。
先日、とある方が「今日、こういうものを食べたら美味しかった」と書いた人のコメントで「自分はそれをよく食べている。美味しい食べ方はこうだから、こうすべきだ」というものがありました。(全然知らない方です)
このひと言、本当に必要でしょうか。「美味しかった」に対して、わざわざ「自分が思う正しい食べ方」を書くというのは、ただの自己満足であって、誰も喜ばないですし、むしろ不愉快に感じる人がいても不思議じゃない。でも、書きたい。(笑)
先日、「黙っているという知性」というブログを書きましたが、そのひと言が余計なことってありますよね。自由に発言できる現代だからこそ、言葉の引き算ってあると思うのです。100の言葉があるとして、どのあたりが一番具合がいいのか。どの程度であれば、より相手に伝わるのか。自分の真意を理解してもらいやすいのか。
これは社内でも同じことだと思います。
「とにかく言いたい」「とりあえず言いたい」
これが本当に必要な発言なのだろうか。一度考えてみてから発言するほうが、より重みがあり、伝わる言葉になるかも、と感じた今日この頃です、
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