経営者の責務は「年相応」との戦いだ!
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「年相応」という言葉があります。年相応という言葉が使われる場面は、往々にして良いことではなさそうな。「もっと大人になりなさい」とか、「無理をしない」とか。
では、「年相応」とはなんでしょうか。例えば、30歳、あるいは40歳の年相応というのは、具体的にどういったことでしょうか。おそらく、誰に聞いても曖昧な答えしか返ってこなそうな気がしますが。(笑)
僕の年代になると、年相応を鵜呑みにしてしまうと、例えば痛風や糖尿病といった、多くの場合、自分に原因がありそうな病気を受け入れることも含んでしまいそうで怖いです。
そういう意味では、経営者は「年相応」に贖うことが必要である気がします。年相応に贖う、ということは、決して人工的な、たとえばアンチエイジングみたいなことではない、と考えています。そうではなく、自分でできることをやる、ということなのですが、少し努力を伴うことだと思っています。
特に健康面では、自分で目一杯の運動をするとかいったことですね。経営者が、成人病を抱えているようでは、社員は心配で仕方がないと思うのです。
「学ぶ」ということもそうですね。経営者が何歳であろうと、学ぶことを止めてしまってはいけない。学ぶことを止めるのであれば、経営することも辞めるほうがいい、と言えるかもしれないですね。
「年相応」って、誰が言い出したんでしょうね。あまりいい言葉じゃないなあ、と感じた今日この頃です。
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