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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

管理職が育たない、とお嘆きの会社の特徴

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「うちの会社は、管理職が育たない」
そう思っている経営者は、少なくないと聞きました。

「いやいや、そんなことはない。うちの会社には管理職がたくさんいるぞ」
これは、正しくもあり、間違っている可能性もあるお話ですね。

そもそも、管理職とはなんでしょうか。あるいは、何ができると管理職と呼べるのでしょうか。

日本では、例えば営業担当として優秀な人が、営業の課長や部長になっていくケースがほとんどです。なので、管理職としては未経験。さらに、管理職に任命はされるものの、管理職の業務を定義されていないケースが多いわけですね。となると「管理職として足りない」とか言われても困ってしまう。

そもそも、プレイングマネージャーとなるケースが多いので、本人もプレイヤーのほうが得意ですから、そっちに傾倒ちがち。管理職の仕事を疎かにするケースも出てくる。これでは、管理職に任命した意味がなくなってしまいます。

プレイングマネージャーでも良いと思いますが、管理職として何が達成されれば良いのか。それを定義しないままだと、何年経っても同じ状態になりかねない、と思う今日この頃です。

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