古い時代のITの知識は役立つのか
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僕がIT業界に入った頃は、当然クラウドなんて言葉はなくて、クラサバ全盛期。プログラマーは、言語縛りというか、これが出来るけど、他は知らないとか普通に言っていて、プログラミングと言いながら、コピペしかしていない人も少なくなくて。
当時は、プログラマー、システムエンジニアとは言うものの、多くは客先常駐のいわゆる「業務委託」で派遣先を渡り歩いていたのだと思います。
さて、令和のいま、当時学んだことが、どこまで通用するのでしょうか。システム開発は膨大で、でもテストを軽んじている開発現場が多かった時代に学んだ人たちの知識は、どこまで現代に通用するのか。
これはエンジニアばかりでなく、営業でさえ思うのですが、中高年が若手に教えるなんて烏滸がましい気がしています。
もちろん教えられる、社会人の所作の基本はあるかもしれませんが、例えば当時のメールを書くルールなんて、今は必要ないかもしれませんし、当時の開発ルールも役立たないものもたくさんあるように感じています。
ハローワークに多くの40代、50代のエンジニアが仕事を探しに来ていると聞いて、そんなことを考えた今日この頃です。
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