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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

準備することと、起きていないことを心配することは違う

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段取り八分。僕が好きな言葉です。とはいえ、子供の頃は理解できておらず、8月最終日に夏休みの宿題をする人間でしたが。

今は「段取り八分」を十二分に理解しており、なるべく前倒しを心がけています。準備に準備を重ね、ある程度のシミュレーションをして臨む。そんなことを、100%は出来てないと思いますが、出来るだけ実行することで、心配のタネを減らすようにしています。

一方で、起きていないことを心配する人っていますよね。「なにかあったらどうする?」なんてのが、そういうことですよね。「なにか」が何なのか分からずに、ただ心配だけをするって、全く意味のないことだと思っています。

起きるか、起きないか分からないことでも、具体的にシミュレーション出来ないのであれば、それはただ「心配する」という時間のロスであって、何も産まないわけですよね。

最近で言えば「ワクチンを摂取して、副反応がでたらどうしよう」なんてのもそうですよね。そうではなく、他の人たちにどのような副反応が起きているのかを確認し、「では、スポーツドリンクを用意しよう」とか「アナフィラキシーが起きたときには、会場でどこにどうすればいいのか」という情報を入手しておく、というのが「準備」であるわけですよね。

心配するヒマがあったら、少しでも具体的な心配要因を見つけ出し、そのための対処をしておく。無駄になればなったでいい。準備とは、そういうことなんだろうと思います。

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