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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

切り取り情報は情報じゃないという前提

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先日、とあるカフェでお近くの男女の会話が聞こえてきました。詳細な内容はさておき、ワクチンに関する情報なのですが、かなり不確かな情報のようです。

「たしか・・・」
「誰かがテレビで言ってた」
「・・・だと思うよ」

すべての情報の根拠が曖昧で、でも片方の方はそれを正しい情報として聞いてしまっているような。

ワクチンは置いておくとして、ビジネスにおいても、こういうやり取りって少なくない気がしています。不確かな情報は、チームを混乱させる可能性大ですよね。

こう言うと、「あまり、かっちりしたことばかり言っていると、コミュニケーションが悪くなる」なんて言い始める人がいたりします。この人は、明らかにコミュニケーション情報伝達の違いを理解していません。

コミュニケーションは言葉遣いや、接し方というものですよね。一方で、情報伝達は正確であるべきで、可能な限り数値で伝えるべきです。そしてその数値は、相手を混乱させるものであってはならない。

ここまで書いて、日本の報道がこんな感じじゃん、なんて思った今日この頃です。特に、報道の「切り取り」は、ひどいものが多いですよね。これを前提に話すと、ややこしくなると思う次第です。

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