エンジニアに常駐を求める組織にDXは存在しない
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あえて挑発的なタイトルにしてみましたが。
DXは、いまや新聞で見ない日はないのではないでしょうか。ただ、まだまだ概念ではありますが。ただ、もっとデジタル化しよう、デジタルを利用した業務効率化、業務の変革、さらには企業の発展、という意味では、概ね理解されている用語だとは感じています。(もちろん、まだまだの人もいるとは思いますが)
しかし、そうなってくると、ますます「要件」をはっきりと言語化出来る人が必要になってきます。
「ラクになるといい」
僕は、DX,そして業務効率化の根本はここだと思っています。ですが、どうするとラクになるのか、を言語化しないことには、IT屋さんたちは動けません。もちろん、「こうするのはどうでしょうか?」という提案を出来る優秀なSIerもいますが。
そして、言語化出来ない人たちは「とりあえず、当社に来て座ってください」という話になってきます。そこに提出される見積書には、140時間〜180時間とか、追加費用(追加時間の単価)が書かれている。
その結果、そのエンジニアも言われたことをやるために来たので、いつまで経っても今までの業務の延長線でしかない、ということが起きる、ことが容易に想像できてしまいます。
DXという概念を具現化するためには、常駐ありきの概念からの脱出が必要だと思う今日この頃です。
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