これから必要な人材は、全体最適化を考えられる人だ!
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ITを導入する話になると、ついつい部分最適化の話に陥ってしまう会社があります。これは、IT企業でさえ、ありがちなお話。目先のコスト削減を試みた結果、作業工数が増えて結果的に人件費が増えてしまうようなお話ですね。
例えば、最近話題になっている、コンビニのプラスティックスプーンやフォークの有料化。去年は、レジ袋の有料化になりましたが、それとて部分最適化のお話ですね。
東京のゴミ焼却炉は、2000年代になってプラスティック等も焼却できるようになり、紙や木を焼却するのと同じCO2排出量となっているようです。
もちろん、海に捨てるといった人がゼロではないので、そういった行為をなくす必要はあるのですが、それと街ナカのコンビニの便宜をなくすことは別のお話なのではないかと。これつまり、部分最適化に過ぎず、全体最適化ではないのかな、と思うのです。
たまたま、プラスティックスプーンのお話をしましたが、自社の業務、IT導入など、部分最適化にならないようにしなくては、と再認識している今日この頃です。
そして、これから企業が必要とする人物は、高学歴の新卒でもなく、全体最適化を考えることが出来る人、なのではないかと思う次第です。
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