「やってるつもり」の排除
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今朝、役所に行ってきたのですが、僕の対応をしてくださっている方の隣で、ずっと作業を見ている人がいました。つまり、何もしていない人ですね。こういう人が、仕事している気分になっている人かもしれません。(あえて、一場面だけを切り取っています)
知り合いから、こんな本を教えていただきました。
字は小さいですが、表紙の一番下にこう書かれています。
今こそ、「やっているつもり」からの脱却
あくまでマーケティングの本ですので、「マーケティングをやっているつもり」というお話です。展示会に出展したことで、仕事をしたつもりになっているマーケティング担当者。いますねえ。マーケティングオートメーション(MA)ツールを入れたので、仕事が終わったと思っている人、これもいますねえ。SFA導入もしかり、名刺交換したら、相手の承諾も得ずにメルマガをせっせと送っている担当者。しかも、顧客にはなり得ない相手、たとえば同業者に送って「○千人に送ってます」なんて報告をしていたり。
数えるときりがない「やっているつもり」ですが、じゃあ自分自身はどうなのか。営業のように結果に現れやすい職種ではなく、たとえば管理部門、たとえば人事部門、あるいはプログラマー、エンジニアなど、日々の仕事が見えづらい職種の場合はどうでしょうか。
やっているつもりで、給料をもらえる時代は、そろそろ収束しつつある気がしています。管理しているつもりの管理職もそうですね。リモートワークが急増した今日(こんにち)、自らの動きを見直す機会かもしれませんね。
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