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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

報道よりも、データ、そして考える力がますます必要な時代

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緊急事態宣言が解除されても、東京アラートが解除されても、今でも在宅勤務、リモートワークを継続されている方は少なくないと思います。銀座などの繁華街は、人が増えてきたとはいえ、まだまだ以前ほどではありません。飲食店やタクシーなど、B2Cのビジネスが元通りになるまでは、道のりは遠そうです。

リモートワークをしていると、テレビを視る機会も増えたのではないでしょうか。でもって、毎日毎日コロナ関連ニュースで、うんざりした人も多いのではないかと思っています。

「三密を避けろ」「人が集まると危ない」「電車が混雑していて怖い」など、いろいろな言葉を刷り込まれて、自分で考えることをやめて、それを鵜呑みにしてしまう、ということが、とても危険だな、と感じることがありました。

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これは、日本モビリティマネジメント会議が、発表したデータです。左側の%は、全国の1,000人にアンケートをとった「公共交通機関に乗っていて、どのくらいの確率で感染すると思いますか?」という質問への回答の%です。
一方、右側は感染症の研究データからの推計客観値です。(このPDFはこちらにあります)

僕たちは、普段の報道を見ている中で「電車は危ない」「バスは危険」と刷り込まれていたことがよく分かります。

もちろん、推計客観値もゼロとは言っていないので注意は必要ですが、データをきちんと読み込み、自分の頭で考える力が、改めて必要だと感じました。僕自身、ついつい鵜呑みにしがちな人間なんでしょうね。

リモートワークなどで、上司や同僚と話す機会が大きく減っているぶん、ますます自己の判断力が必要だと感じた今日この頃です。

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