テレワーク時代の仕事の成果と、ブログの成果が本数ではない件
このブログを書き始めたのが2005年10月。それ以来、ありがたいことに「月間ベストブロガー30」から、一度も落ちたことはありません。まあ、ベストブロガーとは言っても、ページビューのことなのでベストとは限らず、炎上しても入れるわけですが。(笑)
最初のことはしっちゃきになって書いていましたが、ここ数年は月に多くて15本。仕事はほぼ関係がなく、自分が思うこと、感じたこと、考えていることを中心に書かせていただいており、それでも読んでくださる方がいらっしゃることはありがたいことです。
一方で、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだテレワークでいいですよ、という会社は少なくないようです。まあ、それでもいい会社はそれでいいんだと思いますが、ではどうやって「成果」としていくのか、どうやって「評価」していくのか、ということになってきます。
世の中には、部下を監視して満足している名ばかりの管理職もいるようですが、これでは「評価」とは言えませんよね。成果というものは、モノによっては時間と関係なくアウトプットできるものであり、するべきものだと思っています。もちろん、時間をかけないと出せない成果があるのも事実ですが、すべてがそうではないのかな、と。
そう考えると、厚生労働省が規定する「週40時間」という労働時間にも意味がなくなってくると思うんですよね。朝早く起きて仕事をして、家族とお昼を食べて、子供と遊んで、寝かしつけたらまた仕事をする、なんて働き方も出来るようになってくると思いますし。こうなると、細かく時間を取ることに意味がなくなってしまい、形だけのタイムカード(データも含めて)になると思うんですよね。そもそも、昔ながらのタイムカードは、途中で何回も抜け出すことを想定していませんし。
工場勤務とか、店舗勤務は別としてテレワークで働く場合の成果のあり方、評価の仕組みを含めて、これからの多くの日本企業の課題になってくると感じた今日この頃です。そして、それが出来ない管理職は要らない、ということになってくると思うのです。