PCにはフル活用を求めないのに、iPadだとなぜフル活用を求めるのだろうか
iPadの売れ行きが堅調なようです。去年の夏のニュースですが、こんな記事がありました。
7月のタブレット販売動向 iPadが絶好調、販売台数は昨年の倍に(BCN+R)
僕が知る限り、という狭い範囲ではありますが、企業や学校で導入する「タブレット」は、ほとんどがiPadです。まあ、今となっては、サーフェスをタブレットと思って使っている人は、ほとんどいないでしょうから、「タブレット」という定義で、法人に適しているのはiPad、ということになるのでしょう。
イシンでお手伝いしているケースでも、スマートフォンの導入はAndroidを希望される場合はありますが、タブレットでAndroidというのは聞かないです。
学校のICT活用遅れ、解消へ一歩 文科省が工程表(日本経済新聞)
こちらも去年の記事ですが、文科省がしびれを切らして、PCを含むICT整備を勧めるよう、いろいろと声がけをしているようですが、学校の現場では、進めているところはどんどん進んでいる一方で、遅々として進まない学校が多いのも実態です。
昨年、とある学校の校長先生から、タブレットの活用について相談を受けた際に、いくつかの活用についてご説明したところ
「それしか出来ないんですか?もっと他には活用はできませんか?」
というお言葉でした。
実はこれ、学校に限ったことではありません。企業でも、PCのフル機能なんて使っていないのに、iPadの話になると、そんなことを求め始める。
以前、僕の大師匠、伊藤洋一さんが「iPadの音声入力だけでも持つ価値がある」と仰っていました。ちゃんと活用できる人たちは、そういうことなんだな、と感じる今日この頃です。
そんなお話を含めた、AUGM山形は、本会はまだ少し空きがあるそうです。(懇親会は一杯だそうです)