資料はギリギリまで作り込みます、配布もしません
今朝の斎藤さんのブログ「「1週間前に資料下さい」はご勘弁いだきたい」は、すでに150以上のいいねがついていて、共感する人が多いことが分かります。
僕も、登壇させていただく際に、こういうことを言われることがあります。
「こちらのパソコンで投影しますので」
こう言われると、Keynoteでは作れなくなってしまいます。Windows PCで投影するためには、PowerPointで作らざるを得ない。こちらとしては、Keynoteで投影するほうがやりやすいんですけどね。
また「印刷するので」と言われるのも好きではありません。僕の講演資料は、配布用に作っていません。写真だけのページもありますし、一行しか書いていないページもあります。これは、提案書ではないので、読んだだけで分かるようにもしてません。それを「配布する」と決められても困るんですよね。どうしても配布が必要なのであれば、全然別の資料に仕上げますので、最初に言っていただきたいところです。まあ、説明している最中に、全員が下を見ているのもおかしいので、できるだけ配布はしたくないですが。
そもそも何のために講演するのか、ですね。何をゴールとして設定されているのか、そのために僕がどこまで尽力できるか、です。それが共有されてさえいれば、事前配布とか必要がないと思っています。また、そのために、講演開始ギリギリまで作り込むことがあります。複数の登壇者がいる場合は、前に登壇する人の内容を聞いてから、修正することもあります。重複は避けたいですし、あえて強調したいところが出てくることもありますので。
これからの講演は、事前配布なし、投影は各自のパソコンで、HDMIに繋げられる準備は各自で、ということで良いのだと思う今日この頃です。