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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

諦める人の思考回路と、しぶとい人の思考回路、どちらが成功するか

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まあ、一目瞭然のタイトルですみません。仕事、勉強、ダイエット、なんでも諦めないことが肝心だと言われており、当たり前のことですが、諦めたくなるときってありますよね。僕自身、過去に何度ダイエットに挑戦したことか。何度やっても、やりかけで終わってしまい、ダイエットを開始する前よりも太っていたり。いわゆるリバウンドだったらまだマシで、リバウンドする前にもなっていない。

勉強もそうですね。僕がPMPの勉強を始めたのが40歳を超えてから。万全で挑んだつもりの第1回テストが、まさかの不合格。悔しいのと同時に「もう、いいか」と諦めかけたこともありました。第2回で合格したのは、そこで諦めなかったから。

諦めるって、とても簡単なことだと思うんです。ダイエットを諦める。勉強を諦める。仕事も諦める。自分の人生を諦めさえすれば、どれだって簡単に諦められるんだと思います。

しかし、問題は今は昭和の時代ではない。昭和の時代は「1億総中流社会」で、たとえ諦めたとしても「食べていける」社会だったと思います。仕事を諦めたとしても、そこそこの規模の会社に勤めてさえいれば、辞めさせられることもない。勉強を諦めても、将来的にそこそこの会社に勤務できる。

今の時代は、諦めた人を切り捨てる怖さと真剣さを持ち合わせていると感じています。2011年に「新・ぶら下がり社員」症候群という本が話題になりましたが、あれから7年経って、一生懸命諦めずに頑張っている人たちが、諦める人たちを救わない時代になってきているように思います。

しぶとい人の思考回路からすれば、諦める人たちは自分たちのテリトリーにいない、いらない、ということなのだと感じる今日この頃です。

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