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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

タスクを完了できない人の特徴、そして「後でやろう」の抜け漏れリスク

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僕自身、若い頃から物忘れのひどい人間でして、20代の頃はシステム手帳が手放せませんでした。今のiPhoneと同じ状態ですね。なんでもかんでも、システム手帳に記録をしていました。

予定表のページには、公私の予定を入れます。たとえば、
10:00-11:00 ○○さんと打ち合わせ
11:00-12:00 移動
12:00-13:00 ランチ
13:00-14:00 ○○ミーティング
14:00-15:00 歯医者
といった具合で、歯医者に行くとか、仕事だけでなく、プライベートの予定も全部書き込んでました。公私を分けると、ダブルブッキングとか、おかしなことになりそうだったものですから。

現在も、予定表にはすべて入れています。公開するかどうかは予定によりますが、自分の予定はすべて一元管理です。

また、タスクに関しては、仕事のタスクはChatWork上にあげておいて、iCloudのリマインダーを使っています。iPhone、AppleWatch、iPad、Macと、すべてでリマインドしてくれるので便利です。

そして、やるべきこと、タスクは極力「前倒し」で終わらせるようにしています。先に書いたように、物忘れのひどい人間なので、ギリギリにやり終える、なんて怖くてできないんですね。早く終わらせておけば、見直しも出来るし、間違っていてもやり直しが出来ます。ギリギリにやろうとすると、そのときはもう間に合わない。

過去に一緒に仕事をした人で、たくさんのタスクすべて「やりかけ」という人がいました。10個のタスクがあれば、すべて着手しているけれど、完了しているものはゼロ、一つもないんです。この人の特徴は、「なんでも自分でやりたい」ということと「途中で他のタスクが気になって、別のことをやり始める」ということなんですね。自分で着手してしまっているから、今さら人に渡せない。かといって完了しておらず、ギリギリ、あるいは遅れるので迷惑をかけることになってしまう。

タスクというものは、完了してはじめて意味を持つものですよね。あとでやろう、では抜け漏れもあり得る。それは、その仕事のプロフェッショナルとしては、いやプロフェッショナルとは言えなくなってしまいますよね。

タスクを完了させ、前に進む。そうあるべきよう、さらに努力をしていこうと思います。

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