寿命分元気で、寿命分働く、という考え方
今朝の斎藤先輩のブログに、日経テクノロジーの空恐ろしい記事が紹介されています。
「ゴールドマンサックス証券は年収数千万円のトレーダー600名のうち、2名を除く全員をお払い箱にして、人工知能と200名のコンピューター技術者に置き換えた。他の証券会社も証券トレードをAIに置き換える方向である。AIによる証券取引は今後どんどん増加する。(日経テクノロジー)」
AIが普及し始めると、金融だけでなく、様々な業種業態に波及してくるのだと思います。
銀行は、店舗の多角経営も増えていますが、そもそもセブン銀行のように店舗を持たない銀行も増えています。セブン銀行には、そもそも銀行員なんていないですしね。銀行員の仕事も、ほとんどAIに置き換えられるということだそうですし。
店舗のお仕事も、Amazon GOのようなお店が普及すると、在庫補給などの少数で足りてしまいます。レジ係という仕事がなくなる。
一方で、先日ニュースで国内の平均寿命ナンバーワンが長野県だという報道がありました。長野県の方は、野菜たっぷりのお味噌汁を飲むから長寿なんだそうです。
ところが、平均寿命はナンバーワンなのですが、健康寿命となると一気に16位、18位まで落ちてきます。健康寿命ナンバーワンは、山梨県だそうです。そして、男性の2位は沖縄県。なんとなく、スパムとかハンバーガーとか、脂肪分の多いものを摂取しているイメージが有りますが、健康寿命ではナンバー2。
僕自身、最近になって健康に気を遣い始めたのは、長生きしたいからではなく、生きている間は元気でいたい、という思いからです。寝たきりになりたくないし、毎日おかずのように薬を飲む生活にもなりたくない。
そして何より、元気でいて死ぬまで仕事をしたい、と思っているからです。そうなると、健康だけでは足りない。知識と智慧を組み合わせて、進化していく世界と向き合っていかないと、お払い箱になりかねないわけですね。
寿命分元気でいながら、そして寿命分働く。これは自分との戦いでもあると思っています。