郵便局員がいなくなる日、いや、郵便局がなくなる日
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僕が若い頃は、銀行に就職できたら勝ち組、みたいなところがあって、一生安泰で、それなりに高給取り、というイメージがありました。まさか、銀行が破綻したり、合併したり、なんて考えも及びませんでした。
そして、そこで生き延びた銀行でさえ、要らなくなる、という説もあります。
ビル・ゲイツが断言「今ある銀行は必要なくなる」(President Online)
銀行が要らなくなるということは、すなわち銀行員も要らなくなる、ということになります。少し前までは、いろいろと自動化、ロボット化されることで、単純作業が要らなくなるような印象がありましたが、ホワイトカラーの高給取りでさえ、うかうかしていられない、ということになるんですね。
で、とあるところでお会いした、某AIを研究されている人たちは、郵便局も要らなくなる、と言い切っていました。郵便配達という作業はしばらく残るものの、局で仕分けをしている人たちとか、切手を売る窓口業務などはすべて自動化できる、ということのようです。たしかに、ちょっと考えてみると出来そうな気が。銀行も郵便局も、人がいなくなると、それらの人を管理していた仕事も要らなくなります。そちらの効果のほうが大きいのかもしれません。
「そんな仕事だけじゃないよ。もっと大変なこともあるよ」
どこの職場でも聞こえてきそうな反論も、時代の流れの本流から見ると、虚しい反論になってしまうのかもしれないですね。自分のコアバリューは何か。そこがもっとも重要だな、と感じる今日この頃です。
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