なにが心配か良くわからないし、調べるのも面倒だからやめておこう、という人たちは50代
国内ユーザーがデータセンターを利用しない理由、トップはセキュリティの不安、2位は社内の都合。IDC Japan(Publicky)
データセンターを利用していないユーザーにとって、利用しない理由としてトップに上がったのが「セキュリティ上の不安」で、二番目の理由は「社内組織の考え方や体制の都合」。三番目の理由が「自社環境の方が安価」となっています(複数回答)。
一位が「セキュリティの不安」なのだそうですが、データセンターってセキュリティ命、というサービスだと思うのですが、それを上回るセキュリティの不安ってあるのでしょうか。そもそも、この回答をした人たちは、きちんとセキュリティを検証したのでしょうか。もっと言うと、セキュリティって何か、ということを理解しているのでしょうか。個人情報が何かを理解していない、ということを含めて、何もしていないんじゃないか、と疑ってしまうような報告です。
過去に見てきた事例と照らし合わせると、「セキュリティが心配」と言っている人の多くは、どうすれば解決するのか、という思考を持たず、提案されたものを評論するだけで、稟議書すら面倒だからやめておこう、という人は少なくないように感じます。出社すればお金をもらえる人たち、ですかねえ。
今、会社員たちの間で「企業の不良債権」扱いされているのが、「50代」だ。30~40代会社員200人を対象にアンケートを実施したところ、その怒りの主たる理由が、下世代より高い給与でふんぞり返っていることである。お荷物50代が生まれた背景、社会構造に迫る。
この二件の記事は、実は連動しているように感じます。今週のSPA!によると、副部長、副課長といった、実質はあまり権限のない人たちが多い企業もあるようです。ありますねぇ、「担当部長」という肩書きで、実質は部下もおらず、部長の権限は持っていない、でも歳食っているからそこそこの給与にしないといけない。だから、役職作ってみました的な。
かくいう僕も50代。若いころには、おっさんに腹を立ててた人間ですから、自分自身がそうならないようにありたいものです。