【熊本地震】送りたいもの、欲しいもの、受け取れるものが違う
今回は、全国からいろいろと物資が届いているようですが、仕分けの要員が足りないとか、でもボランティアを受け入れる準備が出来ていないとか、搬入先で大渋滞だとか、いろいろと混乱があるようです。ほんと、現地でしか分からないご苦労があることと思います。神戸とか、福島でリーダー体験のある方が入れるといいのでしょうけど。
現地で要らないものの代表格が、「寄せ書き」とか「千羽鶴」だそうですが、まあ、当たり前ですよね。NAVERにも、こんなまとめがありました。
今だから言える「要らなかった支援物資」 - 東日本大震災【第二の災害】
不要なもの一覧
1、千羽鶴・応援メッセージや寄せ書き
2、成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)
3、冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)
4、保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)
5、古すぎる古着・洗濯していない毛布・布団・下着など
6、自分で食料などを確保できないボランティア
こう読むと、冷静に考えれば分かることが多いのですが、ついつい海外製品が安くて、送ってしまったりしてしまいそうです。6番は問題外ですね。東北の際も、行きたがりがいましたね。たしかに、土砂や瓦礫撤去とか、人手が欲しいところもあるわけですが、すべてがそうではないと思っています。こういうときに、こういう場だからこそ、効率を考えたいところです。
で、ふるさと納税という提案がありました。
年収500万円で妻と子供2人の場合で40000円!! そうだ。熊本の自治体にふるさと納税しよう
ふるさと納税は、お礼の品を目当てにしている人が多いと思いますが、こんなときですから「お礼不要」という申し出をするのも一手ですね。
また、オルタナティブブロガーの斎藤昌義さんの活動で、IT DARTという活動を知りました。プロボノという言葉がありますが、一人で出来ることには限界がありますし、一人で行っても受け入れてくれないことがあります。どうしても行くのなら、現地で役立つスキルを持った人がこうやってチームを組んでいくのも方法ですね。
イシンでは、2つに絞りこみました。
1.Yahoo!ネット募金
現金を送るのは、よくわからない団体とか、日本ユニセフ協会とか使いたくないので、ヤフーさんにお願いすることにしました。
2.糸島市役所
糸島市は、福岡県の市で福岡市の西側、玄界灘に面した10万人足らずの小さな市です。そこで、受け入れる品物と受け入れ期間を決めて、届けてくれるそうです。福岡市には大量に届いていると聴いていますので、当社の社員の出身地でもある糸島市役所にお願いしてみることにしました。自治体同士であれば、搬入も少しはスムーズにいくのではないか、という期待もありまして。(実際のところは、皆さんご苦労されているとは思います)
無闇に送ることと、無闇に行くことだけは避けたいですね。西川きよしではないですが、「小さなことからコツコツと」やっていきたいと思います。