Macは企業で使いものになるのか、ならないのか
僕がZDNetさんで連載していただいている記事で、10月1日に公開されて以降、賛否ともに激しくコメントをいただいています。(笑)
ツイッターでも「なるに決まっている」というご意見があり、一方で「なるわけないだろ、アップル信者め」的な(苦笑)、激しいコメントがあったり。まぁ、信者とか、アンチとか、その次元を超えないと議論は深まらないわけです。
このブログを読んでくださっている方々は、パソコン(Windows、Macのどちらか、あるいは両方)を使いこなすのが当たり前の方が多いのだと思います。しかし、我々とはまったく異業種の方々の中には、そもそも会社から貸与されたパソコンを、なんとかギリギリの線で使っているけど、普通の人の2倍、3倍の時間をかけている人って少なくないようなんですね。なので、この記事の中に書いたように、「パソコンのトレーニング」が必要なんだろうと思います。
日本では、入社時にパソコンのトレーニングをする企業なんて、いまどきないんじゃないでしょうか。新卒、あるいは中途で入社してきた人は、パソコンを使いこなせて当たり前になっているんでしょうね。なので、わざわざトレーニングなんて、時間とお金の無駄だからやらない。しかし、中には使いこなせなくて、実はトレーニングしておいたほうがコスト的に安かった、なんてことが現実に起きているようです。
Macであろうと、Windowsであろうと、仕事で使う以上は「役立つ」ことが当たり前で、結果に紐付くかどうかです。快適かどうかは、二の次、三の次ですよね。もっと言うと、WIndows、Macじゃなく、iPhoneで仕事が完結する人、それで事足りる人がいれば、その人はそうすればいいですよね。
ところが、なぜか「Mac」の話になると、極端に振れたやり取りになるように感じています。当社では、Macでないと仕事にならないのでMacを使っていますし、Windowsでないといけない会社ならそうすればいい。しかし、当社にWindowsがあるように、部署によって、あるいは人によって使い勝手のいい端末、仕事に向いている端末って違ってくる気がしています。企業単位で同じ端末を使うのではなく、同じ企業内でも、WIndowsがあったり、Macがあったりする時代になっていくんじゃないかな、なんて感じている今日この頃です。