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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

繰り返し耳にするAIの完成度は5%

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一昨日更新されたポッドキャスト、Apple ClipのゲストはファッションコーディネートアプリSENSYを展開するカラフル・ボード社長の渡辺祐樹さん。SENSYでは、AIが僕たちのファッションを提案してくれます。ECサイトと連携してるので、細かく僕の体型まで理解するのは難しそうですが。(汗)

このポッドキャストの中で、渡辺さんは自社開発のAIの延長戦で、世間に存在するAI(Artificial intelligence=人工知能)について「完成度は5%程度」という話をされています。

AIというと、1956年にダートマス会議でジョン・マッカーシーにより命名されたものだそうで、古くから存在する概念なのですね。僕にとっては、1968年に公開された「2001年宇宙の旅 」という映画に登場していたHAL9000を思い出します。とてもフレンドリーなAIでしたが、その後は「ターミネーター 」でスカイネットという恐ろしい人工知能が登場します。

それ以降もたびたびAIが話題になっては立ち消えて、という繰り返し。それが、ここに来てAIが大きく話題になり、そのアプリケーションや関連サービスを開発して稼ぐぞ、なんて話が盛り上がっているようです。

しかし、こうやって盛り上がってくると、主語と顧客不在のサービスが立ち上がってくるようです。つまり、「何をやるのか」「誰をターゲットとするのか」ということが考えられていないサービスですね。で、こういう不完全なサービスがダメになって「AIってイマイチだよね」みたいな会話が始まるのが透けて見えるのも困りものですね。

人工知能は所詮「人工」、つまり人間が作ったものであって、スカイネットのように人間を追い越すところまでは、まだほど遠いのだと思います。なので、どんなサービスに使うのか、AIに何を担わせるのか、といったことは人間が考えなくてはならないのですよね。

そういう意味では、渡辺さんがおっしゃっている「完成度は5%」というのは、とてもしっくり来る気がしました。広く消費者に使われるのは、まだまだ先なのでしょうね。

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