夏休みの宿題:自分自身の「働き方」に磨きをかける
お盆休みってなんですか?美味しいんですか?この期間は電車が空いていて楽ちんです。高速道路の渋滞で消耗してるの?なんて、まわりに当たり散らしたくなる暑さです。
さて、せっかく空いている電車に乗れるのですから、少し頭のなかも整理しておきたいと想う今日この頃。
僕自身、仕事の「集中」と「効率」は、それなりに考えているつもりです。ただ、それでも「あぁ、今日の時間配分はうまくいかなかったなぁ」「いまいち集中しきれていない」と感じることはしばしばあって、そのたびに凹んでばかりいるわけにもいかず、自分自身の働き方を見直すように努めています。
前職時代に、要点を整理して話すのが苦手な大学教授に、「要点を整理してから来てください。打ち合わせ時間は30分です」と言ったことがあります。時間はもっとあるのですが、時間の制約がないとダラダラと、話が散漫になってしまうからなんです。
打ち合わせとかミーティングというものは、内容によってはとても非生産的な時間になってしまいます。そして、人の時間を使っているというコスト意識のない人がいると、簡単にそうなってしまうのですね。
コスト意識というのは簡単で、この会議室に何人いて、何分間使ったらいくらになる、という人件費の計算だけで充分です。企業によっては、会議室の利用料を決めて、使った部署に経費として按分しているところもあります。なので、会議室を予約したまま、要らなくなったのに放置していると経費として請求されるのですね。
少し話が逸れてしまいましたが、僕が会議コストを計算するときは、大抵このように考えます。
その会議室に6人いたとします。給与はバラバラでしょうから、そこは感覚で例えば全員の平均給与を450,000円とします。健康保険料や年金の会社負担、税金の会社負担、通勤交通費など加えていくと500,000円を超えるでしょうが、そこは計算しやすいようにいったん500,000円とします。500,000円の人が、月間20日間で毎日8時間働いていると考えて、時給は3,125円。6人いるので、一時間で18,750円。これが会議のコスト、原価になるわけですね。2時間だったらその二倍で37,500円ということになります。
せっかく、それだけのお金を使うのであれば、より効率的な打ち合わせ、会議、ミーティングにしたい。そう考えて準備をするなど、行動に変化が出てくればしめたものですね。僕自身、最近少したるんでいた気がして、見なおしてみよう、磨き直してみよう、と感じた次第です。