新しい仕事を生み出す人たちは、新しい働き方をする
先週末は、とある中高一貫校で、生徒たちに進路講話と題して、IT業界とイシン株式会社について話をしてきました。他業界の方もいらっしゃって、とても興味深い時間でした。働いたこともない中高生にとって、IT業界はとてもイメージが湧きづらいのだと思います。その中でも、イシンの仕事内容や、イシンの働き方には興味を持ってくれたようで、あとで質問をしてくれたりもしました。
家で働くってなに?
自営業とか、開業医といった、自宅と職場が一緒になっている家庭の子供たちなら当たり前になっていることでも、会社員のように、お父さん、あるいはお母さんが「通勤」している家庭のほうが多いでしょうから、その子たちにとって「家で働く」というと、とても分かりづらいようです。会社と言うと、ビジネスデスクがあって、PCに向かっていて、あるいは大きなコピー機があって、という場所であり、みんなが集っていないと仕事にならない印象があるのかも知れません。そこに、イシンのように、自宅で仕事をしているとか、移動中のメールで仕事が済んでしまう(こともある)というのは、なかなか理解しづらいようでした。
次の働き方は?
少し前に流行ったノマドワーキング(働き方のことであって、職業ではありません)は、今でもそういう働き方が出来ない方々もいらっしゃいます。職業的に出来ない人がいるでしょうし、また会社として許されないとか、紙が多いなど、IT化出来ないがゆえに出来ない方もたくさんいらっしゃるでしょうね。でも、今までとは違った働き方をはじめてみると、意外とスパっと切り替えることが出来る方が多いようにも感じます。社内では抵抗勢力と思われていた方が、気が付くと推進派になっていたり。(笑)
そして、さらに次の新しい仕事を生み出す人たちが、さらに新しい働き方を始めていく気がします。すでに、少人数のベンチャーでオフィスレスとか、社員が遠方に住んでいて、顔を合わせるのはほとんどない、といった人たちもいらっしゃいますし。
ネクスト・ソサエティ
本ブログでは何度か取り上げているP.F.ドラッカーの書籍「ネクスト・ソサエティ 」では、正社員がどんどん減っていく次世代の雇用について書かれていますが、当然働き方も変わっていくはず。まだまだ、楽しみが待っているはずです。