IoTに浮かれる前に、目の前のクラウドとどう取り組むか
»
毎年、年初にラスベガスで開催されるCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)が、今年も開催されました。Macお宝鑑定団blogには、そのレポートがまとめられています。もともと電化製品のイベントですから、ソフトウェアよりもハードウェアの展示のほうが多いのですが、今年は例年にも増して自動車会社の出典も増えていたようですし、Droneの展示もたくさんあったようです。
そして、ウェアラブルに混じって「IoT」をキーワードとする製品の展示も多くありました。すべてのモノをインターネットに繋ぐ、という「Internet of Things」ですね。(シスコシステムズでは、Internet of Everythingと言っており、こちらのほうがしっくり来る気がします)
一部では「IoT」というキーワードだけで騒いでいる人たちや投資家がいるようですが、すべてのモノをインターネットに繋ぐこと自体が本質ではないですよね。大事なことは、インターネットに繋ぐことで、その製品でつかんだ情報をクラウド上に持っていき、分析、解析に利用したり、そこからさらに発展させた「活用」につなげていくことが必要です。なので、ますますクラウドが重要になっていきます。IoTの製品は、その入り口になるわけですね。もちろん入り口には大切ですが、本質ではないということになります。
僕の会社でも、この辺りにはいち早く取り組んでおり、弊社のお客様である企業や学校に、引き続き情報提供をしてまいります。
SpecialPR