【新しい働き方25】顧客と話せるとなぜ有利なのか
昨日は、お客様との打ち合わせで成田空港まで行ってきました。成田空港に行くだけで、なぜかワクワクする大木です。
先日、都内でお打ち合わせした際の管理職の方との会話で「人前に出せる」というキーワードがありました。エンジニアでも管理部門でも、部署や業務内容に問わず「人前に出せる人が必要」というお話でした。
その逆に「人前に出せない」というと、かなり問題のある内容になってきますね。「彼は人前に出せない」というのはどうでしょうか。もし、みなさんの会社に「人前に出せない」社員の方がいたら?
人前に出せないという極端な例です。その昔(もう20年ほど前なので時効ということで)、当時僕が働いていた会社の大お得意様の部長さんと会食をする機会がありました。先方から「大木さんのところの若手にお会いしたい」というご要望をいただいたので、いつも電話対応をしているメンバーの中で3名に声をかけ、一緒に会食会場に向かいました。先方は2名なので合計6名。テーブルもちょうど6名掛けの席を用意いただきました。
僕は向かって左端に座り、その部長さんの向かい。そのとき、僕の2席隣、つまり反対側の端に座っていた社員が、斜め前、つまり僕と部長さんの間にある食べ物に、立ち上がって箸を伸ばしてきました。大皿料理を取り合うような和食のお店なので、食べたいことを言ってくれればお皿を渡すのですが、何も言わずに箸を伸ばしてきたのでビックリ。その後は「美味しい、美味しい」と言って、手酌で日本酒を飲み、会食開始から40分後には撃沈、つまり寝てしまいました。(笑)
ま、今となっては笑い話ですが、当時は冷や汗が出たのを覚えいています。先方の部長さんからは「元気ですね」と言われたのも、本音だったのか、嫌味だったのか。(汗)その後、注意はしたものの他の会食に連れて行く勇気は出ませんでした。こちらは、会社のお金を使って必死で臨んでいる新米マネージャーでしたので、心に余裕がなかったこともありました。
これは極端な話としても、人前に出せる人って、それだけでバリューがあるのだと思います。会話が楽しい、話が分かりやすい、説明上手、そして聞き上手。本業務が出来るのはもちろんとして、付加価値が高いですね。
昨日、お友達の熊坂仁美さんがこんなコラムを書いていらっしゃいました。人前でも必死でLINEやTwitter、Facebookに耽っている人っていますね。自戒を込めてご紹介しておきます。