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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

意思決定のスピードは経営者だけでなく社員にも必要

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「意思決定」という言葉からは、経営者だけのもののような印象がありますが、「判断」というともっと身近になるように思います。南場さんは、ご自身はレストランのメニューでもいろいろと悩むとのことですが、こと経営に関してはきちんと判断する、判断することの重要さをお話になられています。
 
この判断、意思決定は、企業としての意思である一方、結局判断するのは「人」であるわけで、とどのつまりは個人の判断なんですよね。そう考えると、経営者だけではなく管理職、そして社員すべてに判断の機会は訪れます。そのタイミングで、どれだけ速い意思決定が出来るか、ということが重要になるんですよね。
 
日々の仕事しかり、異動になったとき、そして転職を考えたタイミングで、どれだけ速い意思決定が出来るか。転職を考えているときに、誰かから誘ってもらって、その会社が自分の方向性と合っていたのであれば、即座に行動する、ということも重要ですよね。仮に誘ってもらったときに、「でもなあ、転職してもうまくいかなかったらどうしよう」などとウジウジと考えこんでしまい、数ヶ月経って「じゃあ、お願いします」と言っても、その時には「あぁ、もう遅いよ」なんてことになってしまう。判断の的確さも重要である一方で、速さも重要なんですよね。
 
いつ判断するか、今でしょ、のCMのフレーズばかりに気を取られずに、その本質が大事なことだな、と再認識している今日この頃です。

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