お客様の役に立つということは、お客様の言いなりになる、とは全然違う
意味もなく、先日神戸で連れて行ったいただいたベトナム料理のお店で飲んだベトナムビールの写真を上げてみたり。
当社の理念は「Do for others, What you want them to do for you.」ということで、お客様の役に立つことをモットーとしています。が、世間の大抵の会社はそうではないでしょうか。役立たないことをしたい会社はどこにもないんじゃないかな、と。特にB2Bでビジネスをなさっている企業は。
ところが、役立つことを一生懸命に考えているのだけれど、どこかそれがズレてしまって、言いなりになることが役立つことと考えてしまっている人っているようです。実は、僕自身も20代の頃にそうなりかけていた頃があるんです。その時に上司がそれに気づいてくれて、注意してくれました。
これは世間のサービスや販売に置き換えると分かりやすいと思います。僕は、マクドナルドやKFCなどのファーストフード店で、たくさんの単品を注文することがあります。セットを頼むと、持ち帰る僕には不要なドリンクがついてくるので、だいたい単品でハンバーガー、ポテト、チキンなどを注文します。ここまでは客の言いなり。しかし、どちらの店員さんも、必ず「もう少しお安く出来るセットに置き換えてみますね」と言ってくださいます。これは、「お客様の役に立つ」ということなんだろうな、と。結果的に、単品だけで購入するよりも1割くらい安くなることが多いのですね。
これは携帯電話ショップでも見られますね。機種変更でお伺いすると、たいていプランの見直しをしてくださいます。こちらが頼む場合もありますが、僕が行くソフトバンクショップでは、僕が支払っている金額を少しでも安くできないか確認してくれます。
たまたま両方とも「安くする」がポイントでしたが、これは消費者向けサービスだからかも。企業向け、法人向けのサービス、販売をする会社であれば、もっと違う役立ち方があるでしょうね。
本当に役立つことを考える。これは決して楽チンなことではないと思いますが、やり甲斐のあることと考え、さらに取り組んでいこうと考えている今日この頃です。