当方、小生、小職、拙者と私、僕
昨日から神戸に来ています。こちらも東京同様に寒いですが、海が見える、山が近い、ということで、都会からキレイな景色が見えるのが最高ですね。
さて、メールなどでやり取りをする場合に、自分のことをいろいろな呼び方をされる方がいますね。私、僕は普通で、当方、小生、小職など。(さすがに拙者はいないはず(笑))
僕の場合は、ブログでは「僕(いっとき私にしましたが、僕のほうがしっくりくるので戻しました)」を使っており、お取引先とも親しい仲では「僕」、初めてのやり取り、まだ面識がないなど、お付き合いはこれから、という場合には「私」を使っています。
一方で、当方、小生、小職という呼称を使う方もいるようですが、僕自身は不慣れなので使ったことがありませんでした。で、ふと思ったので辞書で調べてみた次第です。
当方
自分が所属している部署や組織のこと。 自分だけのことではないのですね。「○当方は全員無事です」「☓当方(私という意味)がご連絡いたします」
小生
一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。ただし、自分と同等か、目下に対して使うようです。ということは、お客様に使っては失礼ということでしょうか。
小職
官職に就いている人が自分をへりくだっていう語。こちらは官職ですから、我々ビジネスパーソンが使う言葉ではないようです。
明らかに間違いという言葉は使わないほうがいいのでしょうね。よく言われるバイト語、学生言葉、女子高生言葉(?)なども、相手がどう感じるか、なのだと思います。「言葉を略したり、変な使い方をしてはいけない」という意見もあれば、「古来より言葉はそうやって進化してきた」という意見もあり、僕はどちらも場面によって正解だと感じています。僕は当面、僕、私でいこうと感じた今日このごろです。