【400億】iPhone、iPadで新しいアプリは売れないのか
Apple App Storeからのダウンロード数が400億本を突破(ITmedia)
アップルのiPhoneやiPad(iPad miniを含む)、iPod touchで使うアプリを販売しているAppStoreでのダウンロードが、累計【400億】本を超えたそうです。(中村さん風のタイトルでごめんなさい)
400億円という数字もすごいですが、そうではなく400億本ですから、地球の人口(69億強)の約5.7倍。ものすごい数ですね。
次から次から新しいアプリが出てくる中で、かなり当初から販売されているアプリが上位を占めているのを見ると、新しいアプリの入る隙間はあるのかな、なんて思ったりしてしまいますね。
これは、今朝のAppStore>仕事効率化、で見た有料アプリの上位ですが、GoodReaderをはじめ、老舗(?)どころが上位を占めているのが分かりますね。
ゲームの見識はまったく持ち合わせていないので分かりませんが、業務用のアプリですと、かなり食い込むのが難しそうに見えます。各社、Lite版を作ってがんばってはいるものの、例えばGoodReaderを追い上げるのはもう無理に見えますね。
僕が書いたiPad on businessは、ブックアプリの書籍としては一位(ブックアプリランキングでは2位)になりましたが、ランキング一位はi文庫HDでした。これを追い越すのは無理だったようです。
業務用アプリの場合、ある一定の評判が出来上がると、例えば同じ企業内で後からiPhoneなりiPadなりを持ち始めた人は、そのアプリを入れて環境を揃えるのですよね。別のアプリだと、何か他の作業が発生するかも知れませんし、情報システム部門の人にしても、新たに検証をしなくても済みます。そのためどうしても、定番アプリになっていくようです。
新しい業務用アプリの入り込む余地が全くないわけではないでしょうが、かなり難しそうですね。bigtincan hubのように、クラウドサービスのアプリとなると全く位置づけが違い、ランキングは関係ないのですが、単独アプリとなるとそうは言っていられないところですが。
今後も伸びていくであろう市場なので、きちんと見ておきたいと思います。