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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

スポーツもデータの時代、営業マンもデータを活用しよう

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オリンピック、終わってしまいましたねえ。いや、寝不足気味だった人間としては、終わってホッとするところもあります。嬉しい結果、残念な結果、いろいろありましたが、夢と希望を与えてくれた選手が多かったですね。
個人的には、女子サッカーの宮間あやキャプテンの言葉が印象的でした。Wikipediaを見てみると、いろいろ印象的な言葉を残しているようですね。
 
吉川さんが、女子バレーチームが使っていたiPadのことを書かれています。 女子バレーチームがiPadを導入し、眞鍋監督がiPadを持ちながら選手に声をかける姿は、何度もテレビで見た方は多いと思います。このiPadには、選手的でデータを打ち込むスタッフからの情報が提供されています。何番の選手が、どのようなサーブを打って、どういったレシーブで返して、それにどういうアタックが来た、といった具合です。この日経新聞の記事に昨年8月時点の情報がありますが、現在はさらに進化しているようです。
 
僕たちが子供の頃は、スポーツはひたすら根性だと教えられてきました。うさぎ跳びをし、のどが渇いても水を飲ませてもらえず、「頑張る」ことが美徳だと教えられてきましたが、今やうさぎ跳びはNG、水はちゃんと飲みましょう、というように変わってきています。もちろん、根性が要らなくなったわけではないと思います。頑張ることが前提で、データを有効活用するということなのですよね。
 
営業マンの場合、すでにSFAなどを活用し、データによる営業活動解析をしている企業は増えていますが、まだまだ根性論で走っている企業も少なくありません。また、自社がそのような仕組みを取り入れようとしても「上(経営層)は何もわかっていない」などと言って拒否をする中間層、シニアな営業マンの存在により、現場では浸透しづらいこともあるようです。
 
データが全てではありませんが、データも有効活用し、iPadなどの新しいツールを取り入れた営業活動、販売活動は、実際に効果が出ている企業も増えています。ツール有りきではなく、何を目的とするのか、そして目的達成のためにどうするのか、どういったツールが向いているのか、といったことを考える時代になってきているのだと思います。少なくとも、従来のやり方がいい、と盲信的に突っ走る時代ではない、ということですね。
 
時代の変化は、2012年のオリンピックで十分に実感できた今日この頃です。

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