ノマドワーキングの本を書いた僕がオフィスを構えている理由
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松井さんがノマドワーキングに関するブログを書いておられるので、これは脊髄反射をしてしまいます。そもそもノマドって遊牧民なので、「お前は遊牧民か」という突っ込みはさておき。
近著は社員が出社しなくても仕事が止まらない会社のつくりかた
という、まさに「もっと全社的にノマドワーキングを推進しましょう」的な本を書いておきながら、当社は中央区にオフィスを構えています。「おいおい」と突っ込まれそうですが。
僕が考えるノマドワーキングは、「必要に応じて」なんですね。オフィスでできるならやればいいし、ただ出先で仕事せざるを得ないこともあり、また出先からそのまま違うところに向かう場合もある。営業部門の方はそういうケースが多いと思いますが、そういう仕事であれば、そのまま出先で仕事を済ませてしまえるといいな、というのが、僕が考えるノマドワーキングなんですね。
吉政さんのように、オフィスレスでやる方法もあると思います。ただ、それは「自己が確立されている大人」だけで構成されているんだろうな、と思います。当社のように若手がいると、不安に感じることも多いでしょうし、成果を確認する工程も必要です。と考えると、顔を合わせる場所が必要になってくるんですね。
あとは、日本では、オフィスがない会社を信用しない傾向があると思います。ま、ここは最近だいぶ変わってきたとは思いますが、まだまだクラシックな会社も多いですから。
当社の場合は「顔を合わせる」がメインの理由で、オフィスを構えています。そういう意味では、松井さんが書かれている「円滑なコミュニケーション」はとりやすいですね。結構、重要なところだとは思っています。
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