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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

新社会人は、最初の上司をよく見つめるべきだ

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 昨日は、いわゆる新入社員っぽい人たちをあちこちで見かけました。夜はそういうメンバーだけで飲み歩く光景も見かけました。フレッシュな感じでいいですね。

 
 僕は以前から言っていることですが、最初の上司がその後の社会人人生に重要な影響を与えると思っています。僕自身、最初の上司は女性だったわけですが、その方のおかげで今があると言っても過言ではないと考えています。責任の強い方で、部下のせいにすることはない。しかし、叱るべきタイミングには叱ってくれた。いや、その時は怖かったですけどね。(笑)でも、叱るべき時だったのです。
 
 業種、業態、そして会社の規模や経営者の考えによって違うとは思いますが、最初の上司は研修講師ではありません。研修期間の面倒を見てくれる人事の人でもありません。最初に配属される部署の上司です。それはまだ決まっていないかも知れません。会社によっては、もう配属されているかも知れません。その上司は、自分にどう接してくれるだろうか。日々の仕事は、どのように取り組んでいるだろうか、上司の上司とはどのようにコミュニケーションをとっているだろうか、お客さんにはどうだろうか、管理部門とはどうなのだろうか。上司の動きを見ておくべきなのです。
 
 一方、新入社員を配属された人は、新人が自分を見ている、見られている、という意識が必要です。自分の言動が、彼らの将来に大きく影響するのですから。だらだら踵を引き摺って歩いている上司、タバコを路上に捨てている上司、マナーや姿勢が極端にわるい上司は論外でしょうし、口を開いたら不平不満を漏らしている上司もいただけませんね。
 
 僕が最初に入社した会社では、初日に課長、係長と一緒にお昼を食べる機会がありました。その時、僕の上司になった人ではないですが、別の課の課長から「よくこんな会社に入ってきたね」と言われました。彼は食事中、ずっと会社の悪口を言っていました。なぜ会社を辞めないのか不思議だったのを覚えています。その後彼は、僕がその会社を辞める9年後でもいましたけど。
 
 見て、見られて、お互いに成長していくのだと思います。多少しんどいかも知れませんが、それを意識することが大事だと感じています。僕も見られる人間として、再認識が必要だと考えています。
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