国勢調査はネットで3分で終わるが、しかし・・・
今年は国勢調査の日。あの茶封筒を見ただけで書き始める気が失せてしまうのです。中には、テストのようなマークシートが入っており、ゴタゴタと説明資料がある。もう面倒ですね。
で、新倉さんが偽物サイトについて書いておられましたが、そこに注意した上でネットで入力することにしました。どれくらいのボリュームがあるか分からないので、30分以上の時間を確保した上で・・・と意気込んで始めたものの、なぁんだ、3分で終わるじゃん、という量です。そっか、そうだったのか。
入力が終わって感じるいくつかのこと。
1.なぜ、会社名を書かせるのかが分からない
説明書に「国勢調査は、次のように利用されています」というところを見ると、
1.行政施策の基礎資料としての利用
・防災対策
・廃棄物の処理計画
2.学術、教育、企業などの広範な分野で利用
3.各種法令に基づく利用
とあるのですが、よく分からない。特に「企業などの広範な分野で」ということは、総務省統計局に行けば、どの企業でも閲覧できるということ?
2.あのカラー16ページの説明書に、いったいいくらかかっているんだろう
紙はリサイクル用紙だと書いていますが、4色を使う必要性はあるのかな、と。ついつい印刷物は、4色使わなくても2色でいいじゃん、なんて思ったり。
3.ネットで出来るなら、もっとそれを知らせるほうがいいんじゃないだろうか
すごく簡単です。だったら、ネット人口も増えているのですから、印刷物や国政調査員にかけるコストを下げられないものなのかな、と。
情報の用途もなんとなくぼやかしているように感じますし、「9月24日から30日までの1週間に仕事をしましたか」という質問の用途もわからないですね。働いているかどうかなら分かりますが、1週間をどう考えるのか。
すぐに終わったのは良かったのですが、なんとなくすっきりしないんですよね。あ、ブラウザベースで、Macでも使えるのは良かったです。世の中には、金融機関を含めて、IEでしか動かないものが、まだまだありますからね。