国勢調査便乗の偽物登場ですが、本家もわかりにくさ極まりない
明後日、10月1日は国勢調査の日です。東京の場合は都民の日でもあります。先月ポストに入っていた「平成22年 国勢調査のお知らせ」を取っておきブログに書こうと調べていたのですが、いやぁ・・・わかりにくいです。
10月1日から始まる国勢調査で、初めて実施されるインターネット回答用のホームページのアドレスと類似したサイトがあることが28日、分かった。総務省統計局は「国勢調査と一切関係がない」と注意を呼びかけている。
同局によると、国勢調査オンライン窓口の正規のURLは(http://www.e-kokusei.go.jp)だが、このURLに(.net)をつけ加えたサイトが確認された。サイトにアクセスすると、英文で12歳の誕生日を祝うメッセージが表示され、iPadやiPhoneなどのプレゼントを選ぶよう求められる。
とりあえずの被害はないようですが、出てきて当然だと思います。先日書いた、今年は国勢調査の年「便乗した偽物を見分ける眼力」と「押さえておきたいポイント」も参照下さい。
で、何がわかりにくいか?というと。。。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/index.htmとチラシには書いてあります。
現在は、http://www.stat.go.jp/で繋がるのですが、事前広報の段階において、もっとわかりやすいURLを使うのが今どきではないか?と思うのです。映画だって、何かのキャンペーンだって、わかりやすいアドレスを使うものです。
オンライン登録は、http://e-kokusei.go.jp/とわかりやすいものになっていますが、今回の偽物はここに出ました。 これは仕方ないことです。事前に偽物が出ることへの周知徹底はなかったように思います。あまり伝えたくない部分だからでしょうか?
セキュリティな私としては、最も知りたいし、知って頂きたい項目が、「国政調査員とは」の部分です。Web上で探しても中々出てこないので国勢調査コールセンターへ問い合わせしました。結構手こずって、やっと出てきたのが、 http://www.stat.go.jp/info/now/now03.htmにありました。
調査員が担当地域を回っています!
国勢調査の期日(10月1日)まで、あと10日となりました(9月21日現在)。現在、全国約70万人の国勢調査員が、担当する地域の確認と、世帯の皆様に「国勢調査のお知らせ」の配布の事務を行っており、9月30日にかけて皆様のお宅に調査票をお届けします。
留守がちにするなどの場合には、「国勢調査のお知らせ」の連絡先にご連絡いただくか、また、国勢調査員を見かけられたときには、お声をお掛けくだされば、調査票をお渡しします。調査票は一枚に4人まで記入できますので、その際には、調査票が何枚必要かお伝えください。
国勢調査員は、以下の「国勢調査員証」と「腕章」を身に着けていますので、ご確認ください。
これがチラシにもあったもので、Web上に同じものがあると思い探して出てきましたが、簡単にたどり着きません。ここは重要なとこだと思うのですが・・・
先の長ったらしいアドレスも、使い勝手がイマイチな感じも役所っぽいです。まぁ役所なのですが(笑)
誰が使うのか?を考えれば、ネットに限らず、もっとわかりやすい伝え方があるのではないか?と思う今日この頃でした。