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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

東京から官庁がいなくなるという提案

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この週末は夏休み。ここ10年で一番短い夏休みです。
今年は、青森〜岩手という東北コース。僕は東北というところは、福島にしか行ったことがないので、初めての土地です。
昨日は羽田から青森空港に入って、少し観光をしてから青森駅周辺をぶらぶら。ところが、青森駅周辺の商店街は空きビルがいっぱいです。キレイなブティックが入っていそうなビルも空いています。
人が少ないのは時間帯のせいかと思ったのですが、いかんせん空いているようでは、人も来ないですよね。

よく、地方格差についての話がありますが、それを実感しました。僕ら東京に住む人間は普段気付かないのですが、人がいない、店が少ないという実態があるのだということなんですよね。

僕が前から思っていることに、政治、官庁、そして経済すべてのヘッドクオーター機能が東京に集まっていることが原因なのだろうということです。
民間企業は、本社機能を東京に置くことが多いです。それは、事業によりますが、官庁が東京にあるから、という場合が多いんじゃないかな、と。
であれば、官庁が東京でなくなれば、企業も分散するんじゃなかろうか、というように感じます。文科省は青森、経産省は新潟、厚労省は沖縄、総務省は鹿児島、といったように分散すれば、そこに付随している企業も、分散していかないかなぁ、なんて妄想を。

「地方の人は、地方のことばかり言っている。もっと日本全体のことを考えられないのか」
そんなことを言えるのは、東京に全ての機能が暑まつているから。そんな風に感じた青森でした。



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