ファシリテーションは普及していないという事実
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ファシリテーターの道具箱という本を出したのが2008年3月。丸二年を過ぎて、おかげさまで第7版まで来ました。その間には中国語に訳され、台湾でも出版となりました。
僕が監事を務めたり、フォーラムの実行委員長を担当させていただいたNPO日本ファシリテーション協会も、たしか会員が1,200名を超したとか。北海道支部から沖縄での勉強会まで開催されるようになり、普及したと思い込んでいました。
ところが、最近になって朝カフェ次世代研究会に参加させていただくようになって、まだまだファシリテーションという言葉すら聞いたことがない、という方が多いことに気付きました。ちょっとショックであると同時に、事実として受け止めるべきなんですよね。知らない人が悪いわけではないのですから。
日本ファシリテーション協会の会員が1,200名いる程度で、ファシリテーションが普及したということとイコールにしてはいけないな、と反省です。
日本ファシリテーション協会に入会して7年目になりましたが、これを機にいったんNPOを離れ、自分なりにファシリテーションを考え直し、改めて普及に寄与したいと思います。まだまだ知られていないファシリテーション。もっと普及すれば、企業も人も元気になれる気がします。
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