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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

iPhoneアプリベンダーは、いつまでアップデートを続けるのか

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 iPhoneを持ち始めて、実はまだ2年も経っていないんですね。表参道が大騒ぎになったのが、2008年7月11日でした。僕が手に入れたのは、その月末。3GSに機種変更したのは昨年の8月1日。
 振り返ってみるとそうなんですが、もう手放せないわけです。Appleファンとかそういうのではなく、仕事上も、プライベートとしても。iPhone一台で良いのかというのはありますが、僕はこれ一つが電話であり、PDAであり、ずっと僕の行くところにはiPhoneが必ず存在するわけです。
 アプリも、デモに使うためのアプリを含めると11画面フルに使っています。まぁ、元々入っていたアプリもあるので、11画面分ダウンロードしたわけではないですが。
 現在はiPhoneに入れていないアプリも含めると、かなりの数がiTunes上に存在します。これらのアプリが、毎日のようにアップデートされています。バグFixもありますが、機能追加もいろいろあるようです。今朝は、5つもアップデートがかかっていました。

 iPhoneアプリがブームになったのは、去年のこと。一人でアプリを作ったら大ヒットしちゃったので、起業しちゃいました、という方もいらっしゃいました。僕の知り合いにもいますが、現在は新しいアプリがヒットしないとか。でも、アップデートだけはし続けているんですね。
 これって、どこかで頭を切り換えないと、ずっと無償でアップデートし続けないといけないわけです。これでは、ビジネスにならない。日本人は「サービス」というと無償だと思っている、とアメリカ人に言われたことがありますが、まさにその状態に陥ってしまいます。
 PCソフトで考えると、バージョン1から1.1とか1.2になるのはマイナーアップデートで無償かも知れませんが、機能追加したり、ユーザーインターフェースが変わったバージョン2になると、有償で販売していることが多くあります。iPhoneアプリもそうであっていいのでは?と思うのですが、いかがなものでしょう。
 もちろん、有償だと買わない人もいるわけですが、そこはそれ、欲しいと思ってもらうものに仕上げないといけませんよね。

 無償でアップデートしていただいていることに不満があるわけではありません。むしろ、感謝。ただ、自分がその立場になることを考えると、企業としての収益も考えないとなぁ、と感じた連休明けです。

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