ブレインストーミングは、考える気のある人だけで
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ブレインストーミング、縮めてブレストとか言われたりもしますが、いろいろな意見を出し合って、最終的にアウトプットを出すための手法ですね。
@IT情報マネジメント用語辞典に、ルールが書かれています。
1. 批判は行わない。提出されたアイデアに対する批判や判断、意見はブレスト中は排除する
2. 奔放なアイデアを歓迎する。つまらないアイデア、乱暴なアイデア、見当違いなアイデアを歓迎する
3. アイデアの量を求める。アイデアは多いほどよい
4. 他人のアイデアを修正、改善、発展、結合する。出されたアイデアの改善案や組み合わせなども歓迎する
これがブレインストーミングの基本ルールですね。皆さんも充分にご存じかと思います。
ところが、開始時にこのルールを伝えても評論ばかりしたがる人っていません?
「うーん、それは難しいんじゃないか」
「そっちじゃないと思うんですよね」
批判はしていないから、と言うのかも知れませんが、ブレインストーミングにおいては批判も評論も似たようなもので、そんなことを言って欲しくて参加してもらっているわけではないはずです。
僕は、ブレインストーミングというのは、智慧の結集だと思っています。知識だけで良いのなら、誰かに聴けばいい。そうではなく、意見を出し合い、活性化させてより良いものにしていくためには、智慧を出し合う必要があると思うんです。
評論家なら、別にあなたでなくてもいいわけで。考える気がない人は避けて、考える気のある人間だけで集まるほうが、質の良いアウトプットがでるように感じます。
最近、評論家気取りの風潮が強い気がして、ちょっと書いてみた日曜日でした。
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