Googleが次に狙うのは音楽業界?
Google Japan Blogに、Google日本語入力チームからの新しい提案というエントリーが上がっており、ものすごい形のキーボードの写真がアップされています。
とまぁ、アップされた時刻を見ると、4/1の0:01ですから、Google Japanのエイプリルフールなんでしょう。
しかし、さらに一歩踏み込んだ読みをすると、たった一日ならぬ、1エントリーのためにこれだけの装置を作成するだろうか、と。実は、既に進んでいる実験の道具を持ってきただけじゃないだろうか、という勝手な読みです。(^^;
まぁ、本当に開発している途中なら、こんなふうに見せはしないでしょうが、Googleが狙いたい業界のひとつに出版業界があるわけですが、日本ではなかなか崩しにくい業界図式になっています。
印刷、物流に加えて、卸がどっかり押さえ込んでいる状況。Amazonは何とか切り込みましたが、Googleが新刊を発行するまでには、まだまだ時間がかかることでしょう。
それに比べて音楽業界は、2008年に公正取引委員会がJASRAC(日本音楽著作権協会)に立ち入り検査をしていますが、盤石な体制ではなさそう。既にiTunes上でも多くの音楽がダウンロード販売されていますし、Googleの入り込む余地はありそう、と見てもおかしくない気も。
Appleは既に、iTunesを通じてiPod、iPhoneで聴くスタイルを確立させていますが、本日発売のXPERIAやその他のAndroid端末からAndroidマーケット経由で利用することや、一歩進んで自分で作った楽曲をダウンロード販売することもできるようになるかも知れませんね。
中国撤退で騒がれているGoogleですが、いつまでも撤退に手を取られているはずもないことでしょうから、次の一手を考えているのはないでしょうか。
Appleのスティーブ・ジョブズ氏と一緒にスターバックスにいたGoogleのCEOエリック・シュミット氏ですが、実は音楽についての議論だったのかも知れませんね。