マネージャーは育成するのか、成長してマネージャーになるのか
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育成と成長。ビジネスパーソンの永遠の課題かも知れませんね。
「彼は勉強しない」
「彼女は向上心がない」
過去何度聞いたことか。いっぽうで、
「経験する機会がない」
「やらせてもらえない」
「学ぶ場がない」
こちらも、よく耳にします。ニワトリかタマゴか。いや、そういう問題なんでしょうか。
森戸さんが「深刻なマネージャー不足」について書いておられます。マネージャー、マネジメント層は、年齢で身につくモノでもありませんし、座学で身につくモノでもないわけです。
経営者としては、経験していない人をいきなりマネージャーにすることはしませんし、やる気のない人を無理矢理アサインすることもないのだと思います。
一方で、マネージャー職を目指さない若者が増えていると聞きます。いつも忙しそうで辛そうに仕事をしている上司を見て、「自分はこうなりたくない」と思うのだそうです。僕にはあまり理解できないのですが、そう思うことを否定するわけにもいきません。
では、マネージャー職が自分の部下がマネージャー職を目指したくなるように配慮しながら仕事をするのか。うーん、それも違う気がする。
業種業態は違いますが、都内にはいろいろと新しい高級ホテルが増えているのですが、マネージャークラスが圧倒的に不足しているそうです。だから、どんなに新しい高級ホテルに行っても、最初の頃はたどたどしいサービスが多い。事実、汐留にあるホテルも最初はそうでした。
マネージャーの不足。かなり根深い課題かも知れません。
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