何を勉強して良いか分からない社会人は、ブログを書いては?
僕の年代になると、社会人になってから勉強をしてきた人と、そうではない人がはっきり分かれるように思います。どちらが良いとか悪いといったことではなく、職種や業種によるんだろうと考えています。
ところで、若い人たちの中には「勉強しなければ」という、どこか悶々とした気持ちのある人たちがいるようです。焦りとでも言うのでしょうか。
時代背景を考えると、いろいろな意味で自分の立ち位置を確立させたいという気持ちもあるのでしょうし、収入を増やしたいという焦りもあるのでしょう。また、具体的ではない不安感というのもあるんだろうと思います。
じゃあ、何を勉強すれば良いのでしょうか。
これは僕の個人的な考えなのですが、例えば本を読み始めて、あまりページが進まない本。これは、気持ちのどこかで興味がないんだろうと思うんです。興味がないから、読んでいてもなんとなく進まない。おもしろくないんでしょうね。
で、どんな本を読んでも進まない、という方は、勉強そのものに興味がないんだろうと思うんです。きびしいようですが。
勉強そのものに興味がない、だけで終わってしまうと成長しなくなりますよね。日々の作業に埋没してしまって、気づいたら「もうこの年齢?」となってしまいます。
僕自身、ブログを書き始めてもうすぐ4年になるのですが、おかげさまでいろいろなブロガーの方にお会いする機会に恵まれました。ただランチの写真をアップし続けているだけ、という類のブログは別として(そういう方は、ブログを複数持っていたりする方も)、特にビジネス関連(ITを含めて)のブログを書き続けている方は、本当によく勉強し、情報収集(取捨選択)をしている方が多いと実感しています。
当たり前なのかも知れませんが、ネタがないとブログを書けませんからね。情報が足りない、あるいは調査が足りないと書くネタがなくなってしまうし、書いても読者の皆さんに興味を持ってもらえない。
僕のブログが良いとか悪いとかいったことを、あえて棚に上げさせていただくと、なにかお題を決めてブログを書いてみると、どういうことを勉強したいのかが見えてくるのかも知れませんね。
僕が本を書くきっかけになったのも、ブログに書ききれないことを書いてみようと思ったのが最初でしたから。