2009年の新入社員は「クーリングオフ付き多機能炊飯器型」
吉川さんが、新年度の新入社員のタイプを考えてみよう、という企画を立ち上げられているので、遅ればせながら僕も便乗してみます。
昨年の金融不況からスタートした(ように見える)100年に一度とも言われる不景気な中、一度採用すると決めた新卒を、キャンセルしてしまうという内定取り消しが取りざたされました。
その結果、再度就職活動に奔走することになってしまった人や、内定取り消しにならない間でも、今までの売り手市場の雰囲気から急転。一気に、いろいろなことを求められるようになったように感じています。
クーリングオフ付き、なんて書き方をすると、バカにしているように思われるかも知れませんが、そうではなく、内定を取り消されてもすぐに諦めたりせずに、リセットして頑張って欲しいという気持ちから出た言葉です。
多機能・・・は、多機能なら何でも良かったんですが、僕がすぐに浮かんだのが「電卓」。で、奥さんに聴いてみると、最近は炊飯器が多機能らしい、ということだったので、そちらを採用してみました。
最近は、男性の一般職希望が増えた、というようなことを聴いていましたが、そういうことを言っておられず、自分の希望よりも企業が求めるニーズに応えられるか、がポイントになってきてるように思います。すなわち、多機能を求められるのかな、と。
実は多機能とか、マルチタスクとか、言い方はいろいろあるのでしょうが、別に新しくも何ともないんでしょうね。いつの時代も、マルチ機能を持った社員は必要とされるし、人材市場のニーズも高い、と認識しています。
自らを研鑽し、前に進み続けることが大事なのだと痛感する今日この頃です。
昨日、社内の仲間と中野で飲みました。我が家からは遠いのですが、とても美味しい(お酒も、食事も)美味しくて、そしていろいろな背景を持った仲間たちの多彩な会話。
なにも多機能は、自分一人で達成する必要はなく、周りを巻き込む力も大切だな、と思った今日この頃です。
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