腹を括ると、自分が変わる
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何度か書いていますが、僕がよく使う言葉が「腹を括る」です。
最近、赤字からのV字回復の話題や、スポーツ事業からの撤退といった話題も少なくありませんよね。ホンダのF1撤退、スバルのWRC撤退、そして三菱のダカールラリー撤退。
自動車レースのみならず、サッカーだって野球だって、これからどうなっていくか分からないですよね。
こういったケースで僕が気になるのは、異業種から参入される社長です。全く業界が違ったり、あるいは銀行などの金融機関から来られたり。
異業種からの社長はダメだという人もいましたが、僕はそれは違うんじゃないか、と思っています。経営そのもののノウハウであったり、異業種ならではの視点であったり。そういうものが、現状を打破する力になっていることも多くありますから。
むしろ問題なのは、社長の椅子に満足してしまい、腹を括らない経営者じゃないか、と思っています。過去の成功事例を引きずっているがゆえに、いまいち腹を括りきれない。それで社員に変われ、といっても難しいのだと思っています。
人を変えることは難しいですが、自分は変われるはず。しかし、実際には自分は変わらない、あるいは変わるつもりもない、といったケースを見かけることが少なくありません。
異業種からでも、銀行からでも、どこから来ても良いのですが、きちんと腹を括ることが重要だと思っています。そして、腹を括ると、自分が変われるのだとも思います。僕個人的に、腹を括った経営者は、とても魅力的に感じている今日この頃です。
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