後出しジャンケンをしても、文句を言われない唯一の方法
「え〜!それ、後出しジャンケンじゃん!」
これが子供のジャンケンだったとしても、いじめや仲間はずれの原因になる可能性は高いですよね。
元々ジャンケンは、子供がゲームをしたり、大人が何かのくじ引きの変わりに使ったりであり、さらにその前はお座敷遊びでもあったようです。
ビジネスの場で言う後出しジャンケンは、最初に言わないで後から四の五の文句を言う状態を指すわけですが、これはかなり嫌われますね。「先に言ってよ!」と感じますからね。
特に、開発の現場などでは、手戻りが発生したりしますから、作業している人たちを疲弊させます。
ですが、やっているうちに分かってくること、というのもあったりしますよね。要件にしても、最初から全てが分かるときばかりではありませんね。特に、事業の立ち上げ時とか、サービスイン前などには、気づかなかったことを追加しなくてはならない、なんてことが起きることがあります。
そんなときに、さも最初から決まっていたかのように、偉そうに変更を指示すると・・・、当たり前ですね、腹が立ちます。時には、口論になったり。。。
「悪い、追加(変更)になった」「申し訳ない!」
こういう声が飛び交うプロジェクトは、お互い言いたいことを言い合える場なんじゃないでしょうか。謝ったり、気になったことは口に出し合える。それでこそ、メンバー間の信頼が高まっていくように思います。
僕が今まで関わってきたプロジェクトでは、こういう言葉が出る時に問題が起きたことはあまりなかったですね。
その逆を行く、二枚舌を使うような責任者がいる場合は、陰で悪口をいう人が出てきたり、進むべき作業が滞ったり、ということが起きていたように思います。
唯一無二、かどうかは分かりませんが、自分の責任かどうかは関係なく、誰かに迷惑になることを依頼する場合は、一言「すまん!」「悪い!」といった言葉を添えることが出来るだけで、ずいぶんと良くなるように感じる今日この頃です。