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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

解雇通知は、人格を壊す可能性があると思う

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 川上さんが「解雇通知されたら・・・」というエントリーを書かれており、ちょっと考える機会をいただきました。

 あちこちで期間工、契約社員、派遣社員などいろいろな契約形態の人たちが解雇されているニュースが後を絶ちません。ひねて考えると、便乗とさえ見えてしまう状況。
 人によっては住居まで追い出されるわけですから、たまったものではないと思います。

 正社員であろうと、それ以外の契約形態であろうと、その後ろに「社員」が付く以上は「社員」であるわけです。当たり前ですが。
 先日、とある知り合い(個人的には友人だと思っています)が、数年前に事実上解雇通知を受けた際のことを綴ったサイトを見せていただきました。泣くしかない、というのはこのことだと感じました。
 家族がいて、子供もいて、でも企業の事情が分からないわけではない。でも、どうする?これを迫られたときに、自分を振り返る余裕さえなくなるのだと思います。

 リストラという言葉が解雇の意味になったのはいつ頃からでしょうか。本来はリストラクチャリングですから、再構築をするという意味です。しかし、いつからか誰かをクビにしたり、解雇通知をすることをリストラと呼ぶようになりました。カタカナになったことで、口にしやすい軽い言葉になったのかも知れません。

 川上さんが書かれているように、会社にしがみつくことの一方で、会社側、上司の対応如何で人格が壊れていくことさえあると思います。度を超えたイジメというか。

 川上さんが書かれているように、もし本当にそういう局面に来たら、出来るだけ人に会って相談し、一人っきりにならないことなんじゃないか、と感じます。自分がそういう場面に会ったわけでもないのに恐縮ですが、ぜひ周りを巻き込んで一人で抱え込まないようにするほうが良い、と思った次第です。

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